2018年3月5日月曜日

平塚市議会3月定例会が始まりました

 2月22日(木)が初日で、3月市議会が始まりました。3月議会は予算議会となり、会派ごとの代表質問(一括質問一括答弁方式)と総括質問(一問一答方式と一括方式の選択制)で行われます。私は、珍しく本会議質問が休みとなります。

 共産党議員団の本会議質問は、渡辺敏光議員が3月6日(火)に代表質問を、松本敏子議員が3月7日(水)に総括質問をします。

○渡辺議員の代表質問要旨
 1.平成30年度施政方針から
  (1)財政状況 (2)市民のくらし実態 (3)徴収体制強化
  (4)「平塚市行財政改革計画」から (5)「平塚市総合計画」の重点施策
  (6)シティプロモーション
     2年間の取り組み内容  評価と今後の取り組み
 2.施設等の整備の市民への影響
  (1)ツインシティ整備(2)見附台周辺地区(3)龍城ヶ丘ゾーン整備(4)消防署本署整備

○松本議員の総括質問要旨
 1.国の社会保障制度と平塚市が果たすべき役割
 2.平塚市の保育の質の確保
  (1)「子育て安心プラン」
 3.子供の貧困に本気で取り組むには
  (1)学校における支援   就学援助・中学校給食
  (2)地域における支援

 私にとっても議員2期目の最終年ですが、落合市長も2期目最終年度です。昨年末に提出した「予算要望」実現に向けて、市民のいのちとくらしを守る姿勢実現に向けて、質すべき点はしっかり追及していきたいと考えています。

龍城ヶ丘プール跡地整備について、地元住民が市と懇談会を開催

市の説明会で海岸の養浜や緑・自然破壊に対する疑問が噴出
昨年11月に龍城ケ丘プール跡地に隣接する地域住民への説明会が、なでしこ・須賀・花
水の各公民館で開催され、最も近い花水公民館には、40人近い住民が参加し活発な意見が出されました。しかし、Park-PFI(民間事業者が都市公園の収益施設と公共部分とを一体で整備できる制度)を活用して、2020年までにカフェや駐車場等を整備しようとする市の説明に、多くの参加者から自然が破壊されるのではないかという不安の声が出されました。

住民が市に懇談会を要望し2回開催 1月の懇談会では一緒に作り上げる一致点を確認
このまま進められてしまうことは我慢できないとして、市民の声を聴いてほしいとして、118日と219日に地域住民と市の担当課との懇談会を要望し開催されました。
1月の懇談会では、「市民と自治会、議会、市当局が一津署になって企画し作り上げることができたら、日本中に誇れる事業になるのでは」という声に、市も、「節目節目で地域に示して一緒に作り上げていきたい」と答え、方向性は一致しているとの意見も出されました。

2月懇談会で、2020年実現を目指し、中止は考えていないと明言、
平成30年度予算案には設置予定者選定委員報酬も計上されている
2月の懇談会で、市当局からマーケットサウンデングの結果として、12グループ(29事業者)から出された提案の概要が示されました。参加者からは、「市民の声を聴くと言いながら実際には進んでしまっている」「2020年にこだわる必要はない」「市のコンセプトを示すことが先決では」などの意見が出されました。

市民の声を十分に聴きながら、一緒に作り上げる事業にすべきです。2020年にこだわる必要は全くありません。人工物がほとんど無い、自然が豊かな平塚海岸を将来にわたって残していける計画を進めるべきではないでしょか。