今年は、終戦・被爆80年をむかえます。また、平塚市にとっては平塚空襲から80年目となり、「核兵器廃絶都市宣言」40周年をむかえる節目の年でもあります。
2025年の平和行進が5月17日(土)に平塚市役所から大磯町役場を経由し二宮町生涯学習サンタ―(ラディアン)までのコースで行進しました。あいにくの雨に中ではありましたが、60人ほどの参加者が集まりました。
9時から始まった平塚市役所前の出発集会には、今年は落合平塚市長も参加し、メッセージを寄せていただきました。また、大磯町の池田町長、二宮町の村田町長も昨年に続き参加してメッセージを寄せていただきました。村田町長は、二宮駅前の「ガラスのうさぎ像」前で、参加者と一緒に「ガラスのうさぎ」の歌を歌ってもらいました。行進の先頭で、市内在住の二十歳の若者とわかやま市民生協からリレー参加している若者が一緒に歩いてくれました。
ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのガザ無差別攻撃が続き、停戦の実行が見えてきません。戦火の中で、多くの子どもたちやお年寄りなど、なんの罪もない命が失われています。一刻も早い戦争の終結を世界中が願っています。そんな中でも、国連の「核兵器禁止条約」が発効して4年余り経ち、国連加盟国の半数を超える国々が賛同しています。
核兵器のない世界の実現に向け、唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約への調印、批准を日本政府に求める広範な世論のうねりを起こしましょう。私は二宮まで先頭で行進し、松本敏子団長も大磯役場まで行進しました。