湘南海岸公園に「道の駅」を設置しようとしていた平塚市の計画が全面的に見直されることになりました。
平塚市は、平成30年を目途に、市内高浜台にある湘南海岸公園に「道の駅」を設置するとの構想を打ち出していました。今年3月には、東海道線南側の、なでしこ、花水、須賀の各公民館を会場に地域説明会が開催されました。私も、花水公民館、須賀公民館の説明会に参加しましたが、参加者からは、すぐ側に民家や学校がある状況で、生活環境や治安の悪化、路上駐車などの交通問題の悪化、緑の減少等反対の意見が多く出されました。
しかし、平塚市議会6月定例会では、担当の都市整備部長は、「湘南海岸公園がベスト」「公園の利便施設として整備を進めていく」との答弁でした。
7月4日には、地元の高浜台A地区の有志の方20人ほどが参加されて意見交換をしましたが、自治会上げて反対しようとの結論になりました。この集まりには、「道に駅」計画に反対の立場で、私も他会派の2名の議員と一緒に参加し、議会での状況や意見を述べさせていただきました。今後、自治会を中心に署名活動なども行ない反対運動を進めることになりました。
ところが、本日になって、担当部長から私の携帯に連絡が入り、「湘南海岸公園の道の駅については、地域の意見もあるが、大浜地区・ビーチパーク・龍城ヶ丘プール跡地などを含め、海岸地域全体の整備計画をどう進めるかを検討する中で考えていきたい。湘南海岸公園の道の駅設置計画については見直したい。」との話がありました。従って、湘南海岸公園に「道の駅」を設置する計画は白紙となりました。