2017年7月6日木曜日

6月議会で駐車場有料化・柔剣道授業の質問を行いました

市議会6月定例会で総括質問を行いました
615日に行われた、6月議会本会議では、
1.公共施設駐車場有料化について
2.平塚市の学校教育について
(1)平和を語り継ぐ教育
(2)中学校での銃剣道授業    をテーマに総括質問をしました。

公共施設及びその駐車場利用については、市民が、各種の手続きや会議など、その目的の
ために使用する場合は無料とすることが基本であるべきです。駐車場においても、目的外利用や長時間利用などは一定の利用料を負担いただくことはやむおえないと思います。
 今回の質問では、無料を基本としつつ、減免対象の拡大も要求しました。障がい者だけでなく、高齢者を始め、教育関係や市民ボランティア、議会傍聴などが減免の対象に予定していることが6月末に担当課より示されました。

 教育基本法や学習指導要領には、「平和で民主的な国家及び社会の形成者」等の記載が最初に述べられています。しかし、平塚市の教育振興基本計画「奏プラン」には平和の記載が一言もありません。23の他市の教育基本計画を調べましたが、やはり平和の記載が全くありませんでした。そこで、平和に関する記載をすべきではないかと質問しました。教育長は次期「奏プラン」策定時には平和に文言を入れることを検討したいとの答弁がありました。

市内中学校での柔剣道授業見直しを求めて質問しました

 平塚市の土沢中学校で、全国でただ1校、銃剣道の授業が2年前から行われています。私は、大変大きな問題であると考え、事前に教育委員会や当時の学校長とも面談し、確認を行ったうえで議会質問をしました。14分間の総括質問の中で、8分程度を使っての質問となりました。
 質問の要点は、①銃剣道の本質と先の戦争や旧日本軍での戦闘術としての問題。柔道や剣道とは同一の武道としてとらえられない。②全国どこの中学校でも授業に導入していない銃剣道を、中学校の中だけで判断して導入したこと。学校及び教育委員会の責任。③保護者への通知に、事実と異なる内容が記載され、意見が出なかったとされていること。などを追及しました。
 教育委員会の答弁は、①教育課程の編成権は学校長にあり、学内で判断したことは問題ない。②国体や全国大会もあり、他の武道と変わらない武道の一つと捉えている。とするものです。

全日本銃剣道連盟が新学習指導要領に入れる根拠として、中学校で1校やっている学校があることが、根拠として言われている。宣伝に利用されてしまったのではないか。土沢中学校で実際に銃剣道を導入したのは非常に責任が重い。今後の授業はこれを見直すべきであると追求しました