シリウスの外観 大和駅から直進で150mほど |
有料の読書スペース 10時間でも500円です その時間内なら出入りは自由で、飲み物もOKです |
5月31日(木)、大和市が2年前に建設した大和市文化創造拠点【シリウス】の視察を議員団3人で行ってきました。
大和市では、平成19年に駅周辺商店街の再開発としてショッピングセンター+集合住宅をPFI手法で検討しましたが、名乗りを上げる事業者がなく白紙撤回したとのことでした。新たに地権者の再開発組合事業として商店会と市が共同事業として再出発し、延べ床面積25,423㎡の施設を建設し、その9割22,904㎡を大和市が147億円で買い取り、図書館・芸術文化ホール・生涯学習センタ・屋内子ども広場の4施設を融合させた文化複合施設【シリウス】として開設しました。
定休日は年末12月31日と年始1月1日の2日間のみ、受付時間は9時~21時、など市が直営とするのは困難と考え指定管理制度を導入しています。指定管理者は、(株)図書館流通センターを始めとした6事業者の集合事業体「やまとみらい」です。
私たち議員団は、図書館を中心に視察しました。事前の予約は取れなかったのですが、(株)図書館流通センターの責任者の方
から説明を受けることができました。急なお願いに気持ち良くお受けいただき大変感謝しています。
絵本など児童書専用のフロア |
「図書館を市民の居場所空間に」というコンセプトで設計したとのことで、大変余裕があり落ち着いた雰囲気に空間となっています。私は、以前「ツタヤ」が指定管理する海老名市図書館も視察しましたが、図書館とは名ばかりで「ツタヤ」の店舗と化している実態に唖然としましたが、大和市図書館は全く異なっていました。蔵書数は現在40万冊(平塚市中央図書館は45万冊)で57万冊までは蔵書できるとのことでした。4階(6階建て)の健康テラスでは、ほぼ毎日、市の各課や図書館などが主催するイベントを実施しているとのことです。