6月21日(土)の午後、平塚市中央公民館4階小ホールで一人遣い人形浄瑠璃「湘南座」の創立25周年記念公演が開催され、私も鑑賞させていただきました。この「湘南座」は、昭和34年に県立茅ヶ崎高校、同47年に平塚市内の県立高浜高校で文楽クラブが発足したが、高校での演技習得者が卒業後に活動の機会がなく埋没してしまうのを惜しんで、平成2年4月に卒業生を結集して創設されたとのことです。私も、20年ほど前に高浜高校の人形浄瑠璃を拝見し、高校生たちの伝統を守ろうとする真摯な演技に感動した記憶があります。平塚のまちで伝統芸能が見事に引き継がれていることに大きな敬意を抱くとともに、市民としての誇りも感じました。